分析試験室では、リサイクル原料の貴金属含有量の分析や貴金属地金、自社製品の品質保証のための分析を行っています。また、工場排水は、有害物質等、排水基準を満たしていることを確認するための分析を行います。特に貴金属リサイクル品は多種多様にわたるため、幅広い手法で分析する必要があります。そのため重量分析やICP発光分光分析装置などの分析装置を用い、これまで培ってきた経験と高い分析技術のもと、貴金属の含有量や不純物を分析・評価します。

故品管理課ではリサイクル原料のインプット情報から入荷実績の確認を行い、実績や経験から安全で正確な処理方法の確認を行っています。 特に昨今の電子産業から発生するリサイクル原料は複雑に進化をしている為、それをリサイクルする為の技術力が要求されます。 より複雑なリサイクル工程において正確な評価を行う為に、評価部門である故品管理課が関連部門と連絡・確認を取り合う事でチェックを行う重要な役割を果たしています。

お客様の立場に立った『ものづくり』が行われるよう、原材料の調達から製品の出荷まで関連部門をフォローし、品質が一定の水準をクリアした製品を提供する事を保証しています。製品の出荷後におきましても、お客様で発生した品質上の問題について、関連部門と一緒に原因や対策を検討し、対応を行なっています。また近年、環境問題への取り組みとして需要が増えつつある化学物質管理に関する業務も行なっています。
これらの業務を通して、より良いものづくり、より良い会社作づくりを目指し活動しています